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【06.08.01】「あいち・平和のための戦争展」を開催
日中友好協会愛知県連合会も出展
日時:8月23日〜27日
会場:名古屋市博物館(瑞穂区)
日中近現代関係史センター制作
日中友好協会愛知県連合会出展
テーマ:「満州国」・・・言語・教育・宗教による植民地支配
展示内容:従来、「満州国」についての研究や紹介は主に軍事・政治・経済の面からなされてきたが、今回の展示は、言語・教育・宗教の面からどのように「満州国」支配が行なわれたかを探る。
たとえば、「満州国」の第1国語は日本語であったとか、国歌が2つあって主に中国語で歌われたものと日本語で歌われたものがあるなど。また教育制度を改悪して日本語を重点にして中国人生徒や学生に極めて不利な「奴隷化教育」を押し付けたこと。さらに「満州国」皇帝の皇宮の中に「天照大神」をまつる「建国神廟」や関東軍の要求で「靖国神社」にならった「建国忠霊廟」を作って皇帝自ら日本天皇の先祖や日本兵の戦死者を祭ったことなどを明らかにする。
今回は中国吉林省の「偽満皇宮博物院」から「満州国」初代総理であった鄭 孝胥の書二幅や溥儀が天津から「満州」の地に脱出した「淡路丸」の模型なども出展される。非常に貴重な機会といえよう。
これまでの戦争展への参加を紹介します
●2005年「あいち・平和のための戦争展」
出展テーマ「中国の解放と建設に貢献した日本人」
●2004年「あいち・平和のための戦争展」
出展テーマ「満州国」・「開拓団」・「残留孤児」
●2003年「あいち・平和のための戦争展」
出展テーマ「日中アヘン戦争」