− 県連・支部だより
村瀬守保写真展に60人
写真展と餃子パーテイ
みどり支部は、9月29日、大高南コミュニティーセンターで村瀬守保写真展と餃子パーティを行いました。
8月末から宣伝に取り組み、21日には森の里団地で委員会参加者でビラまきをするなどしました。チラシの写真のインパクト性もあり、電話でのお誘いにも快く返答があり、ちょっといけるかなと期待。
当日、10時半より地元森の里団地の方の鑑賞から始まり、お昼過ぎには次から次へと来館があった。アンケートにも気軽に応じていただきました。次にその一部を紹介します。
南京虐殺や慰安婦の写真を河村名古屋市長にも見せたい!
▼やはり、活字だけより写真は確かな証拠であり、改めて実感しました。この写真展の意義は大きいです。これからの若い人たちに戦争の実態はこういうものと言うことを伝えていかなければと思います。
▼写真を見て父を思い出しました。全部人の話で、想像をするばかりでしたが、トラックに詰められて激戦地へ行ったんだろう。トラックに乗っている人の中に父はいないかと思わず探しました。父の戦場が少しわかったような気がします。ありがとうございました。
▼反戦の考え方を持っていた方でさえ、呑み込まれてしまわざるを得ない状況になる。途中、息をするのも苦しくなるくらいでした。それは写真という『事実』によるものだからですね。
すばらしい、初めてだ、もっと多くの人に見せたい、河村市長に見せるべき、と言う前向きな意見が多くありました。
日本中国友好協会本部から借用した写真には一枚一枚に撮影者・村瀬守保さんのコメントが載っています。順番(50枚)に回っていくとストーリー性が感じられ、彼の従軍した場所と事件のおおよそが分かります。
圧巻は、「南京虐殺の揚子江の川岸の惨状」と「慰安所で並ぶ兵士の写真」でした。
歴史の事実を証言する重要な写真で、今の時代に向き合うべきことを提示するものだといえます。
餃子パーティ
餃子パーティにはチラシを見て乗鞍から来られた3人を含め23人が参加。
早速、餃子を食べながら、陸さんの二胡が奏でられました。曲はアニメから今流行のものや中国の曲など多彩で、素敵な演奏でした。アンコールでは私たちに親しみやすい日本の歌の演奏で、思わず参加者が口ずさむなどとても好評でした。
その後の発言の中で、写真展への感想や思い・平和展など他との行事との組み合わせで写真展を開催してほしい等の要望を述べあい,和やかに歓談し、最後に上村さんの尺八の伴奏で気持ちよく歌い、会を閉じました。
西 悦子