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石川賢作会長逝去

   日中友好協会顧問、日中友好協会愛知県連合会会長の石川賢作さんが7月3日夜、亡くなりました。88歳。葬儀は7月8日家族葬で行われ、県連から常務会ほか有志が参加しました。
 7月3日午後、愛知県連合会の常務会に参加され、戦争展のこと、愛知県連合会史の完成、善隣学生会館事件のまとめを自らの今後の課題と語っておられ、当日、帰宅後の逝去でした。
 1930年、中国大連市生まれ。日本が「満州」で中国人に行った暴虐の記憶と罪の意識が、自分の日中友好運動の原点だと語られていました。名古屋大学在学中に創立間もない日中友好協会に加入され、日中友好運動一筋に生涯を捧げられました。
 現代中国に関する代表的著作は『現代中国 その理念と現実』。北京第二外国語学院名誉教授、愛知学泉大学名誉教授。
愛知県連の北京第二外国語学院への中国語短期留学、戦争展を契機とした20年にわたる長春市の偽満皇宮博物院と県連の交流と連帯は、いずれも石川賢作会長が道を切り開かれたものです。
 心からご冥福をお祈り申し上げます。
  会長 鳥居達生

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