− 県連・支部だより
天白準備支部だより ギョウザ食べて楽しいひと時
天白 秋の語り合う会に20人
天白支部(準備会)では10月29日(土)、日中県連副会長の鳥居達生さん宅で「ギョウザを食べながら語り合う会」を開きました。中国人4人をふくめ20人もの集いとなり、青年2人も加わって楽しいひと時を共にしました。
スマホの中に中国が
「語り合う会」は支部(準備会)がここ数年、春と秋に恒例の行事として取り組んでいる集い。名城大院の女子留学生の2人と仕事を持っている区内在住中国人の荘羽さん夫妻、それに天白区を中心に日中の会員や読者たち。県連から伊藤充久事務局長が応援で参加し、2間を充てた部屋いっぱいに。缶ビールやお茶で乾杯し、ゆで上がった熱々のギョウザをほおばり語らいました。
来日10数年になる画家の荘羽さんは、中京大で美術の講座を持つ傍らいくつもの絵画教室を運営・指導している人。タブレットに保存してある中国の家族や友人、中国の都市や農村の新しい姿、これまで出展してきた絵画作品の写真を見せながら打ち解けて盛り上げていました。
心地よい酔いとともに、大きな輪もいくつかの輪に分かれ、また話が弾みます。若い留学生の2人は、元中国人民解放軍の兵士だった前畑信男さんが語る70余年前の国共内戦のリアルな話に驚嘆していました。
文化の交流こそ
庭に敷いたシートの上では、鳥居さんと荘羽夫妻、伊藤さんで和やかな“日中鼎談”に。安倍政権が偏狭なナショナリズムをかきたて、中国、韓国などの批判を繰り返す一方、軍事力を増強し自衛隊に「駆け付け警護」の任務を付与して南スーダン派兵までも。庄さんは「文化には国境がない。文化は相互理解と平和の関係を促します」と熱っぽく語り、文化交流で日中友好を発展させようと“合意”しました。
ホスト役の鳥居さんは、道順が分からない人をバス停まで迎えに行き、また手づくりのポテトサラダを大きな器に山盛りにして「たくさん召し上がってください」。予想を超える盛況で参加者もみな満腹、満足の表情でした。ギョウザは県連が通年で取り扱って定評のある三鮮水餃子(エビ入りとニラ入り)で、いま年末の特別販売中。持ち込みの菓子、料理、お酒で、正午から3時過ぎまで歓談がつづきました。