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2014 日中友好 新春の集い

 全員が会場いっぱいの輪になって日本語、中国語で一緒に合唱した「北国の春」。――日中友好協会愛知県連の「2014 新春の集い」が、9日、愛知民主会館2階ホールに留学生ら在住中国人も交え60人が参加して開かれ、駐名古屋中国総領事館から来賓の友好担当で若い曾理華領事アタッシェらを囲むように和やかな雰囲気の中で歓談し、交流を深めました。  

 会場正面、ステージに模したスペースの真上に、干支の赤いウマのきりえ(桜井久美子さん作)のカットを左右にあしらった、墨など三色の書体も鮮やかな「日中友好 新春の集い 日中友好協会愛知県連合会」のポスター。靄山(あいざん)の雅号をもつ木俣博常任理事の揮毫です。

司会も日中共同で

「集い」は、「第1部 祝宴」、「第2部 文化交流」とも、和服姿の木俣さんと春節の正装も晴れやかな若い中国人女性、王京徽(きょうき)さんの息の合った司会でプログラムがすすめられました。
 主催者を代表してあいさつした石川賢作会長は、「愛知県連が、当初の名古屋支部から発展して県連として結成されたのは1964年10月24日で、ことしは50周年。これまでの県連のたたかいを次世代に継承・発展させてゆくために記念講演会や歴史資料の発行・展示などの課題にもとりくみ、実力ある県連へさらに歩みをつよめたい」と決意を語りました。
 拍手で迎えられた曾領事アタッシェは、「着任したばかりの葛廣彪(かつ・こうひょう)総領事から日中友好協会愛知県連合会の皆さまへ新春のごあいさつを言付かってきました」と伝え、「愛知県連の『日中不再戦・平和』の行動がいっそう発展する1年となるよう願っています」と希望しました。
 来賓ではこのほか、日本共産党愛知県委員会から鷲野恵子名古屋市議団長、愛知革新の会から村上俊雄事務室長・代表世話人らから連帯のあいさつを受けました。また、参加予定であった愛知華僑総会の丁秀山会長が風邪で参加できなくなったことが報告されました。  

民舞と三線に拍手

6つ設けられたテーブルが満席となるなか、森谷光夫副会長の音頭で乾杯し、歓談に移りました。
 ステージでは、おなじみの民族舞踊団「かすりの会」から6人の出演で、福島県の「相馬盆踊り唄」、山形県の「花笠音頭」の踊り。
 とりわけ昨年に次ぐ出演の沖縄三線の浜盛重則さんの生演奏での沖縄民謡「マミドーマ」の踊りは大好評で、写   真を撮る人も見られ大いに盛り上がりました。
 濱盛さんと踊り子らは、「島唄」「かたみ節」「安里屋ユンタ」など数曲を演奏し、「エイサー」では太鼓をたたき、着替えてきた「かすりの会」の人たちも一緒に踊るなど、手拍子とともに会場は熱っぽい雰囲気に包まれました。

二胡や歌を聴く

 愛知学院大院生で茉莉花芸術団の趙唯壹さんが、昨年、韓国での国際二胡コンクールで銀賞を受賞した実力で中国の曲「戦馬奔騰」「長相思」と日本の曲「故郷」を演奏、さわやかな音色に参加者はうっとりと聴きほれました。
 豊田から昨年につづくゲスト出演の武小梅さんがテレサ・テンも歌った恋歌「煙花三月下揚州」と「又見炊煙(里の秋)」を若々しい歌声で独唱。その美しい声にみんなが聞きほれ、惜しみない拍手が送られました。
 毎年参加の豊田「華豊の友」の任利民会長と愛知学泉大教授の王利民さんが「お2人とも“民を利する”という同じお名前です」と紹介され、大きな拍手を受けました。
 そのあと参加者全員が立って大きな輪をつくり、日中両国語で「北国の春」を大合唱。
 実行委員長の鳥居達生副会長が閉会あいさつし、「大雪のあとの厳しい寒さの中を大勢のみなさんにご参加いただき、新しい年の互いの奮闘を誓い合う場となったことに感謝します」と述べ、名残つきない雰囲気の中で「集い」を終えました。  

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