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第8回名古屋中国春節祭 盛大に

中国伝統の旧正月(ことしは1月31日)を祝う「第8回名古屋中国春節祭」が1月11〜13日、名古屋中国春節祭実行委員会の主催、中国駐名古屋総領事館の共催で栄の久屋広場で開催され、昨年を上回る11万5千人(同実行委発表)の参加でにぎわいました。同実行委は愛知華僑総会など中部地方の中国人18団体で構成されたもの。日中県連も物販・情報ブースに出店し、役員が交代で詰めて日中友好・不再戦の広報活動をしました。  

身近な中国

 ○…この春節祭は、2007年、伝統の春節の雰囲気のなかで中国の味と香りと感動を名古屋の人々にも味わってもらい友好交流を深めたいと、名古屋に住む中国人の各種団体と個人が共同して実行委員会を立ち上げてスタート。華麗なステージ公演と味覚を楽しめる飲食ブースや旅行などの物販・情報ブースで“身近な中国”に触れられる新春イベントとして定着し、市民の参加も年を追ってふえてきています。

初めての春節祭

 ○…「日中(県連)の春節祭だからこぢんまりとしたものと想像してたら、こんなに盛大なんだ…」と、初めて参加した準会員の若い中国人女性がびっくり。関西の大学院を修了して市内で働いている社会人1年生です。
いま1人、「向こう(松坂屋側)の歩道を歩いていたら中国らしい音楽が聞こえたので来てみました」と年配の紳士。「このイベントは毎年ですか?いままで知らなかったけど、日中両国の人が交流できる場はいいですね」と好印象を語っていました。

2つの「日中」?

○…「私は来日18年で、春節祭の第1回から実行委員をしている。日本語は独学でマスターした」。設営を終えて間もなく、腕章をつけたジャンパー姿の元気な男性が県連のブースに来て尋ねました。「社団日中とは以前から付き合っているけど、別の日中があるのがどうしても不思議で…」と。
春節祭では毎年必ず出る質問です。応対したスタッフが日中友好協会と愛知県連のそもそも論を手短に話すと、「そうだったんだ!」と大きくうなずき、
「いま仕事中だから、また後で」。その後も、日に何回か訪ねてくるようになり、石川賢作会長とも名刺を交換。にこやかに「こんど、じっくり話し合いましょう」と握手を交わしていました。

交流会でご機嫌

○…11日昼、飲食街のテーブルを囲んでの県連の交流会には、左党の面々が三々五々席を占め、缶ビールや中国酒でほろ酔いの日中交流談義に花を咲かせていました。ステージで「変面」の伴奏が鳴り出すと「ほら、変面だ。見ておいで」と誘う人。正味6分の演技を確かめてきて「目の前で瞬時に変わる顔を見ていてもあの仕掛けは分からない」とおどろく女性もいて変面はことしも人気ナンバーワンのようでした。

暖とり茶飲み話

 ○…県連ブースは連日、訪ねてくる日中会員・読者、中国人留学生らの出入りが引きも切らず、ストーブを囲んでの茶飲み話でアットホームな雰囲気に満たされ中国人留学生からの就職相談も受けました。
また、『感受日本―わかりあえるか中国と日本』の著者欧陽さんもサインセールに精を出し、都合5冊を普及。

本を手にしばし…

 ○…県連ブースでは、県連で取り扱っているカレンダーや各種書籍、それに天津甘栗などの物品販売も行いました。新刊本の『中国百科』を手に取り定価(税込み2800円)を見て熟考する女性――。
スタッフが「いろんな検定試験があるなかで、これは日中友好協会の新企画です。ことしの試験会場は東京と大阪ですが、来年は名古屋でも、と計画中で…」と懸命にPR。その説明にうなずき、「じゃあ、もらいます」。それから少し間をおいて、こんどは男性が本をめくって確かめ「これ、いただきます」と買っていきました。

晴天に恵まれて

 ○…連日、晴天にも恵まれ、大勢の人びとで広場が埋めつくされました。県連役員は日中友好新聞(県連版)や2月の初めての台湾旅行のチラシなどの宣伝物を手に「ことしは台湾にも行きまーす!」と声をかけながら手渡しました。
 「今回は日本人の来場者が増えた。県連のブースも『日中』を広く知ってもらえる存在になった。台湾旅行への関心が高く、チラシもよく受け取ってもらえたね」とAさん。春節祭を第1回から見てきたBさんも「ブースを出しつづけて県連の存在感も増している」と満足げでした。  

祝賀会に招かれ

 ○…初日の11日は午前11時からイベントステージで開幕式が行われ、おなじみの吹奏楽と龍獅舞で華麗にオープン。広場の東西と南側に飲食ブースや物品販売・情報ブース(昨年を上回る53店)が軒を連ね、ステージでは伝統獅子舞、雑技、甘粛省芸術団&変面と盛りだくさんの出し物が次つぎに披露され、ひとあし早い春節の祝いににぎわいました。会場近くのホテルでは実行委による祝賀会も開かれ、日中県連から石川会長と冨田好弘理事長が招待を受けて出席しました。

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