大府市長を表敬訪問　一行の歓迎会も盛大に

中国人強制連行生存者を！

　 　　　　　 楊印山さんと唐燦（とうさん）さん親子

追悼式典前日の１７日には、対策委員会代表委員の鳥居達生日中県連副会長と現地対策委員会共同事務局の木下大三郎の両氏が生存者と家族の一行４人を大府、東海両市にまたがるかつての強制労働の現地に案内しました。

　その中で大府市長を表敬訪問。唐燦さん、楊印山さんらを迎えた久野孝保市長は、不幸な過去と６５年の労苦をねぎらい、

「戦争はいけない、語り継がなければ」　 と語りかけ、２人の出身地や住所を尋ね「長生きしてください」と言葉をかけるなど温かく迎えてもらいました。

　同日の夜、名古屋で一行の歓迎会が催され、３０人が参加しました。　前夜、中部国際空港に唐燦さん、楊印山さんらを出迎えた鳥居達生氏がその模様を織り交ぜながら歓迎のあいさつ。訪中調査団長の伊藤充久・日中県連常任理事の音頭で乾杯し、日本料理を楽しみながら交流しました。

　和気あいあいの日中友好の歓談のあと、お土産を交換。森谷光夫県連副会長が激励と閉会のあいさつをしました。