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県連・支部だより

【09.11.05】  吉林省対外文化交流センターと交流して10年

さらなる交流をめざして愛知県連代表団が記念訪中         副会長 大橋満男

   1999年10月7日、吉林省対外交流センター訪日団(高 峰団長外10名)を迎えて以来、10年にわたる相互交流の発展を記念して10月13日から16日まで、石川賢作・愛知県連会長を団長に8名の県連役員が長春市と遼源市を訪問し、10年にわたる相互交流の成果を祝い、さらなる10年をめざして奮闘することを誓い合いました。
 
 翻って愛知県連の10年にわたる中国との定期的な交流活動は、県連の重要な活動の一つであり、わけても毎年開催している「あいち平和のための戦争展」に、長春市の「偽満皇宮博物院」から貴重な展示品の提供を受けるなど、全国の「戦争展」活動のなかでも優れた国際的な活動となっていると思います。
 
 そして、今年の「戦争展」には新たに発見された遼源市の「連合国高級捕虜収容所」の歴史的な調査と研究報告が行われ大きな反響を呼びました。
 
 今回の遼源市訪問は、先の「戦争展」で両者の関係が深まったことを喜びあい、遼源市の熱烈な歓迎を受けるとともに歴史的な資料収集や文化交流の必要性を強く感じました。また、遼源市が求めている捕虜収容所の資料について、70年前の遼源の市内地図など提供できたことは訪問の成果の一つでした。
 
 歓迎宴の後、中国で唯一の琵琶学校の生徒たちから心温まる琵琶演奏の歓迎を受け、心和む一時を過ごすことができました。
 
 また、遼源市といえば私が12年間暮らした第二の故郷というべき懐かしい所です。子供のころ夢中になって遊んだ龍首山公園などはすっかり変貌し、往時の面影など全く消えていました。昔の狭い道路や家並は消え、道路は広くビルが林立する大都市に変わっていることにただ驚くばかりでした。
 
 遼源市との交流を発展させましょうと固い握手を交わし、遼源市を後にしました。

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