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名古屋と南京市民の新しい絆を広げました!

妨害をはねのけ画期的成功、歴史的意義もつ交流企画・誇りと確信に          県連理事長 富田好弘

 3月24日から29日まで開催された「名古屋と南京の友好都市30周年を記念する市民文化交流企画」は「南京大虐殺はなかった」「写真はすべて捏造だ」「侵略戦争でなく自衛の戦争だった」などと右翼の妨害が集中するなかで画期的な成功を勝ち取りました。右翼のブログに「名古屋市の後援を外す事しか出来ず残念」と記されているように名古屋市の「後援取り消し」は正当な判断とは決して言えないものです。

 この企画に対する参加者は展示企画への見学者は延べ2000名、その内パネルディスカッションと文化交流会は400名、日中囲碁交流会には50名などの参加者でした。 この取り組みは「愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団」「アジアボランチィアネットワーク東海」「新日本婦人の会」と日中愛知県連など29団体、800名の賛同者が昨年から準備して中国駐名古屋総領事館、日本棋院中部総本部の後援を得て開催されました。また中国からは「南京虐殺記念館」の副館長王偉民氏、画家の李小白氏、南京総工会代表団5名などが来日し交流を広げることができました。

 パネラーで「基調報告」された安斎育郎立命館大国際平和ミュジアム名誉館長はまとめで「今後の日本での南京事件の展示の一つの方向として広げていくべき」と高く評価されました。

 日中愛知県連は写真展示に関する選定、案内などの中心的な役割と日中交流の写真、李小白画伯のコーナー設定と交流、太極拳サークルの表演などをおこない成功に貢献しました。

 なおこの企画全体の成功を支えたのが200名の要員のみなさんでした。本当にご苦労様でした。

 ある歴史教育者は感想で「見えない闘いが企画段階から展示最終日までありました。しかし関係者の謙虚でかつ何事にも動ぜず、揺るがない姿勢が安心感をうみ、今回の企画を成功させた」とのべています。

 この企画を成功させた経験と展示された南京事件関係の写真は今後、日本国内で大いに活用することが出来ると確信し報告とします。

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