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名古屋・南京友好都市30周年記念

市民文化交流スタート  県連会長  石川賢作

 3月24日、名古屋国際センター展示室で「南京大虐殺記念館」から提供された写真と解説文の展示とあわせて、きりえの会の作品、新婦人の会からの絵手紙、日中両国の児童の絵、さらに南京から来られた南京芸術学院教授 李小白氏の作品など、平和を目指す市民交流の展示会がオープンしました。

開会式には中国側から駐名古屋総領事館の郭宝忠領事、南京大虐殺記念館の王偉民副館長、南京芸術学院教授の李小白教授(画家)も出席し、挨拶のあとテープカットが行われました。

この催しはわが県連の団体参加のほか、個人も参加していますが、すでに各界から400名をこえる賛同者の募金が寄せられており、新しい形の運動で市民交流が実現した意義は非常に大きいと思います。

王副館長は言いました。「南京の展示はあくまでも平和のためのものです」と。

28日には「名古屋・南京、平和と文化交流の歴史と未来」と題する討論会があり、そのあいだに県連メンバーによる太極拳の表演、音楽番組、美術交流もあります。手作りの市民交流が、右翼の妨害を乗り越えて実現したことを喜びたいと思います。

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