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中国・東北部のご案内ーその4

吉林省南部について   県連理事  五十嵐  昭

 吉林省の案内も今回で終わりです。字数の制限で舌足らずで心残りですが、国境観光は初めに述べたので省の中部の通化とその周辺の事を述べます。

 通化は日本軍最後の抵抗戦線の中心地として関東軍がいち早くここに撤退。偽満皇帝も近くの大栗子の鉄鉱石鉱山の町に避難し敗戦で皇帝退位を宣言した地です。通化は旧日本軍が敗戦後に中共軍への反乱で多数の犠牲者が市内を流れる渾河に流されたという悲劇の真相は未だ明らかになっていないそうです。

 この地は漢方薬と山葡萄を原料にした葡萄酒の生産地と郊外には反日バルチザンの司令官・楊靖宇将軍の陵園があります。さらに東に行くと将軍の最後の地で名前を付けた靖宇県があり、澤地久枝さんの著書「もう一つの満州」で詳しく述べられています。

 澤地さんは、「満州病」に取れつかれていると述べていますが私も同じ「病人」です。満州族、朝鮮族、日本族はウラル・アルタイ語系の系統の言葉を共通とするツングース族のシベリア南下で生活圏が分かれて、人種が別になったと言われる歴史に強い関心を持っている事を述べて終わります。

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