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【09.01.30】田母神・前航空幕僚長への反論

田母神・前航空幕僚長論文への反論(5)

 自衛官は国家公務員で真っ先に憲法を遵守すべき立場にあります。隊の創設の経緯は米軍の示唆であるのでその事情から憲法に反する集団です。「イラク派兵」の違憲判決も「関係ねえ」の発言が出るのも、うなずけます。歴史認識も戦後の国の歴史教育がコロコロと変わり、また平和教育の教科書があっても進学教育にかこつけて飛ばしたり削っての不完全な教育の結果で。
 
 日中友好新聞の11月25日号にも後藤新平美化の記事が有り私は驚きました。民主団体の新聞編集者が歴史の一面しか見ていないのが露呈してしまいました。すぐ次号で訂正お詫びで救われましたが、今一度近現代史の学習が如何に大事かを痛感させられます。後藤新平は台湾の植民地行政を確立し、朝鮮、満州の植民地支配のひな形を造った人物です。

 台湾支配50年あと10年で完全な日本語圏になる一歩前で支配が終わりました。台湾、朝鮮、満州植民地支配の実情がどのようななものかを学習し、掘り下げるため特に資料の多い中国吉林省档案館、社会科学院の資料に注目して下さい。何故ならば満州以外の植民地では敗戦ご、暫く治安維持は日本軍がしていたので機密書類は全て処分し、本土も米軍進駐まで二週間有り焼却、関東軍はソ連軍進撃が早く処分できず埋めたのが戦後発掘されました。その中に本土、占領地の機密文書が参考資料とし送られていたので是非関心を注いでください。
                       08年12月10日記

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