− 県連・支部だより
【07.10.01】世界から見た「南京事件」講演会にご参加を!
県連・石川会長からの呼びかけ
10月13日の笠原先生「南京事件」講演会に
多数のみなさんのご参加を!!
日中友好協会愛知県連合会 会長 石川 賢作
会員・読者のみなさん。県連では別記のように、10月13日に都留文科大学教授の笠原十九司先生をお招きして「講演会」を開催します。その内容は70年前の12月に上海から南京にかけて日本軍が行なって世界を震撼させ、南京大虐殺とも呼ばれた「南京事件」を、今日の国際的な視点から解明するものです。
70年たった現在、わが国ではこの大事件そのものをウソだとかマボロシだとか言って否定する勢力がいます。この問題は、わが国の過去の大汚点の記憶を否定することで日本の歴史を歪めようとする、いわゆる靖国派勢力などとの激しい論争点になっています。
この事件の意味を正しく理解することはわが国が中国・アジア諸国を始め世界の国々の中で平和外交・友好交流をすすめる大前提です。
笠原先生は日本だけでなく国際的にも著名な南京事件の研究者であり、国内はもとより多くの国際的なシンポジウムなどでこの事件の解明に活動しておられます。皆さんの中には岩波新書の『南京事件』を始め多くのご著書に触れた方も多いでしょう。先生は日中友好協会の理事でもあり、非常にご多忙にもかかわらず講演を快諾してくださいました。
さらにこの「講演会」に愛知県歴史教育者協議会、名古屋歴史科学研究会が積極的な取り組みをしていただき画期的な共同が広がりつつあります。
この講演会から多くを学んで、更に皆さんの周囲に正しい歴史觀を広めていただくために、市民・県民の皆さんのご参加を心から呼びかけます。