− 中国短期留学
2015 北京二外短期留学 紙上座談会(下)
語学力の向上で成長を実感
――課外の交流ではどんな収穫がありましたか。(前号のつづき)
◎朝の太極拳楽しく
L 私は留学仲間といろいろ話ができたことが何よりの収穫です。
G 少人数での留学なので、勉強を教えられたり一緒に出かけて食事をしたりと、さまざまな交流ができました。二外の学生さんの個人レッスンも丁寧に教えてくれて、大変よかった(陣先生、謝謝)。
C 学院前のスーパーで間に合ったので外出はしませんでした。その分、勉強に集中することができましたから。
I 豊田でお世話になった王利民、程長善の両先生との再会は素直にうれしかったですね。離れていてもともに日中友好の思いを抱いていることを実感して込み上げてくるものがありました。
J 毎朝の太極拳に参加して、私の下手な中国語で会話ができてすごく楽しかった。彼女たちが私の部屋に遊びに来たり、私も彼女たちの家に行ったりして、中国に姉妹ができたみたいでした。体力がつづく限りこの短期留学に参加して、彼女たちともっと交流したいと思っています。
11年に初めての二外留学のとき、個人レッスンをしていただいた学生さんとずっと交流がつづいていて、私が北京に来るたびに部屋まで会いに来て泊まってくれます。彼女のことは娘みたいに思っています。
G 私も個人レッスンの先生に「娘のようにかわいい」と言ったら、「娘のように私を使ってくれたらいいよ」と返され、思わず涙腺がゆるみました。授業はきびしく、1人称、2人称の発音から直してくれました。
――次の機会に二外留学を、と考えている人への助言などありましたら…。
◎学内ホテルは最高
D 無理でなければ相部屋でなく1人部屋にしてほしかった。その方が勉強に集中できる気がしました。
H 個人レッスンの機会がもう少しほしかった。
F 朝食後から8時の授業開始までの時間が短くて余裕が持てない。せめて7時から朝食がとれたらよかったと思います。
E 10日過ぎたころから、油っこい中国料理を体が受けつけなくなりました(涙)。観光地ではない普通の市街をキョロキョロしながら歩くのは面白いけど、車は歩行者優先という考えはないので、右折してきた車に歩道上でひかれそうになりました。
C 私は日本から食材を持ってきていたので困りませんでした。大学内のホテルの住み心地は最高です。ひと月居たかったと思ったぐらい…。
L 正解だったのはパソコンを持ってきたこと。家族とのやりとりはもちろんですが、インターネットで常に日本の情況を知ることができたから。1カ月学んでいると季節の変化も感じ取れました。
B 初の海外体験がこの中国で、入国まで「?」がいっぱいでした。初歩的なことも分からず、多くのことをMさんに尋ねました。中国語だけの授業は全く分からないと思っている中にもほんの少し分かるところもあり、そうするとうれしくって〈あすも何とか頑張りたい〉と励みになりました。
◎個人レッスンで絆
A 二外留学を熟知しているメンバーが多く参加されているので、安心です。初めての参加で不安もありましたが、先輩方のサポートもあって何事もなく過ごせました。「案ずるより行くがやすし」です。
I 2年ぶりの留学でしたが、二外と周りの街、そして私も変わって(成長して)いることが分かりました。他のツアーなどでは決して得ることのできない短期留学ならではの中国ウオッチ、中国人との交流ができます。
K 中国で集中して学習するのですから、基本の発音から学ぶつもりで参加されるとよいと思います。予習と復習で「読解」も必要ですが、今後は基本構文の理解とその活用を重点に学習をつづけたいものです。
J 現在の私の生活の中で一番の楽しみがこの二外短期留学です。中国語のレベルはまだまだですが、自分なりには随分進歩したと思います。太極拳の友だちに一昨年までは「(言ってることが)聞き取れない」とよく言われましたが、昨年からは会話ができるようになりました。
中国語を勉強している皆さん、ぜひこの短期留学に参加してください。私のように癖になり、人生が変わりますよ。
(おわり)