日中文化交流

中国短期留学

紙上座談会 北京二外・夏季留学に参加して(1)

 既報(9月25日付)のように、日中愛知県連は今年も北京第二外国語学院(二外)への夏季短期留学にとりくみ、東京、山形、宮崎からの参加をふくめ13人が学んできました。次は、現地での受講生アンケートにもとづく紙上座談会です(3回連載の予定)

笑顔に打解けて

 ――この留学で一番よかったことを、まず初参加のみなさんから。

 A 四つ挙げたいのですが、(1)中国語を入門から丁寧に教えていただけた (2)中国の若い学生さんたちと交流することができた (3)中国の人々の活力を肌で感じることができた (4)中国の大きさを学べた――、私はこの四つです。

 B 私は生の中国語、とりわけ生活の場でのやりとりに触れられたことが非常によかった。

 C 留学は初体験ですが、自己流の発音・発声のまちがいを知りましたね。とくに「往」(wang)の3声→4声は矯正に一苦労です。愛知県連のこれまでのご尽力の積み重ねの重みを知りました。また、個性ある同学(同級生)諸兄姉に恵まれ、支えられ、一カ月の貴重な体験は生涯の宝です。

広いキャンパス

D 私は夫が定年になったら中国かアメリカに留学したいと思っていましたので、わずか1週間でしたが北京の大学で勉強できたことです。

 E みなさんとご一緒に留学ができてよかったのと、二外の先生がいつも笑顔で授業をされていて、感謝しています。

 F 宿舎がホテルと同じくきれいな部屋なのに驚き、1日中エアコンの中で暑い夏でも快適でした。キャンパスは広々と公園のようで大木が繁り、木陰が多く、教室、食堂とも施設は完璧で満足でした。

 G 大学の聴講生として2年間、中国語を学習しましたが、読み書きが中心でした。今回、あらためてピンインや発音の重要性について十分理解できて、とてもよかった。

 ――2回目の方は去年との比較もおありでしょうね。

学生との交流も

 H 私は、(1)会話の基礎をきちんと学べたこと (2)ほんの少しテレビの音声が聞き取れたこと。それに (3)部屋代が安くなったこと、を挙げたいですね。

 I 昨年出会った中国の方々と再会できたことが一番の収穫でした。
 ある方が「中国の家庭(生活の変化など)を見てほしい」と言われ、ご自宅とその団地、近くの公園を案内してくださいました。公園では多くの中高年の人が太極拳や健康体操、楽器演奏や歌唱などを楽しんでおられました。語学学習によって異国の人との縁を深めることができることを実感しました。

 J 発音が少しよくなったかな、と思います。先生にきちんと指摘されたのがありがたかったですね。

K “我也一様”(私も同じ)ですね。先生がよかったと言えるけど、私も昨年より先生の話がよく理解できましたよ。学生との個人レッスンでも、日本語のあまり話せない理系の学生でしたが、中国語と日本語のちゃんぽんで話が通じてとても楽しかった。

(つづく)


北京二外構内の公園

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