− 中国の旅
念願の中国語短期留学を終えて 第三話
留学の諸条件と環境について 溝口郷史
宿舎は地方のホテル並み
まず住まいの条件ですが、学内にある「ホテル」で、1部屋2ベット、バス・トイレ・テレビ・冷暖房完備、中国の地方のホテル並みです。飲み水も毎日支給されます。衣類の洗濯もバスルームで行えますし、乾燥もベランダで出来ます。専用の洗い場があるようですが、私たちはそこを利用するまでもありませんでした。
食事も安く、豊富、近くに日本食堂
食事ですが、大食堂が三棟、韓国料理食堂が一棟あります。何しろ世界の国から留学生が集まり、中国全土から合計1万人近い学生が寮生活をしているのですから、四川料理から油っこいもの、めん類、何でも有りです。料金も5〜10元(70円〜150円)で充分な量です。ホテルにはレストランがあって、ここでは少し料金が高いが、4〜5人のグループで一人一品(15〜30元)頼めば、食べきれないで残すぐらいです。校外にも近くにいろんな店があり、日本人が経営する日本食の店もあります。焼き魚から味噌汁まで何でもあり、私たちは時々夕食をここで食べました。店主に中国の事情も聞くことも出来ました。
自由時間は、自習や観光も
授業は、月曜〜金曜まで、毎日午前中のみの四時限です。したがって、毎日午後、土曜、日曜は完全に休みです。自室で自習するもよし、街に遊びに行くもよしです。
私は、毎日午後1時間30分、日本語学部の学生に個人レッスンを頼みました。授業もよいがこの練習がとても役に立ちました。
気候は、北京の9月は、日本とほとんど変わりません。中旬までは半袖シャツ、下旬に長袖を着る程度です。ちょっと気になるのは空気が乾燥していることです。花粉症や喉の弱い人は対策をとっていくことです。女性は肌の対策も考えておくとよいでしょう。
各種料金
☆宿泊料金 1日80元(1120円)/1ベット
☆授業料
1週間 1千元(約1万5千円)
2週間 2千元(約3万円)
3週間 2千5百元(約3万7千円)
4週間 3千元(約4万5千円)
☆入学手数料 約5百元(約7千5百円)
渡航費用等は別。
手続き
愛知県連と北京第二外国語学院とは直接ルートがあってとても有利です。