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中国の旅

念願の中国語短期留学を終えて 第二話

中国語学留学で感じたこと                    北京第2外大・短期留学  溝口郷史

    日本で中国語を学んでいて、短期で語学留学するには、私の経験から、おおもとで準備しておく大切なことがあると思いました。

 「ピンイン」による『四声』を日本語で中国語を学んでいるから、「ピンイン」話し言葉が、聞いてわからないことです。
 
 単語も多くを覚えていない状態では、先生が中国語で授業を始めると、まったく「听不懂」聞いてわからない、文字で後追いしても間に合わない、私は、文字を追って理解することは少し出来たのだが、これは全く通用しない。
 
 午後の時間を利用して、本科の日本語学部の学生に個人レッスンをお願いしました。学生は、流暢な日本語が話せる、日本人とみまがう程です。彼女たちは、ピンインによる四声の発音を覚えることだと徹底して教えてくれました。結局最後まで、発音練習を続けることになったのです。中国語は「听」聞いてわかることから出発だと言う。そのいい例が、英語圏の学生は漢字は知らないし、書けないのに中国語がわかる。日本人は、漢字は読めるのだからピンインで四声を正確に理解することに努力すれば、中国語の覚えは進むはずだと言うのです。

 短期留学前の中国語学習はこうしたことから、短期留学はある程度の準備をしていくことが大切だと思います。

 その1は、ピンインで四声を練習しておく。
 その2は、単語を文字からでなく、聞いてわかる練習をしていくこと。
 その3は、中国語を「听」聞く機会を多くし、耳から学ぶことを増やすこと。

 短い期間での成果を上げるために、感じたことですが、中国語の先生方、中国語に堪能な方々、私の経験にご意見をいただければ幸いです。

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