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第13回中国名古屋春節祭

盛大に第13回中国名古屋春節祭

   1月12日から13日の三連休、晴天に恵まれ、栄の久屋広場とエンゼル広場で、十数万の人たちが参加して、にぎやかに名古屋中国春節祭が行われました。
 春節祭は旧暦による中国の正月です。本来、今年は2月5日です。この前後、中国では故郷で家族と正月を祝うため十億の民の大移動が起こります。  
 遠く異郷に在って故郷で正月を過ごせない東海地区の中国人のために名古屋春節祭が行われ、今年はその13回目にあたります。年々参加人数が増え、今年は舞台が2会場になり、それだけ小屋掛けの店(ブース)も増えました。何といっても飲食店が多く、本場の中国の味を求め人々が群がっていました。
 そのほか、手作りの物品、骨董品の店があり、見て歩くだけでも楽しくなります。
 たとえば、山東省日照市の手書き芸術館では、麻や絹の布で作られた財布、マフラー、枕、中国ドレスなどに手書きで花鳥風月、美人画など描いたもので、思わず買いたくなるほど。

愛知県連のブース

   日中愛知県連もエンゼル広場の一角に店を設け、本、パンフ、栗、カレンダーなど販売しました。
専門家の協力を得て昨年に続き中国人の困りごと(病気や労働問題)の相談コーナーも設けました。 ブースに立ち寄ったり、通りすぎていく人たちにも、私たちの日中友好の気持ちが伝わったことでしょう。(
 13日(日)には、正午から県連の交流会を持ちました。席は紹興酒飲み放題の店の前に取りました。久しぶりに会う会員の人たちもあり、紹興酒に羊肉の串差し、麺類、中国菓子、その他珍品を味わいながら「来てすぐに変面が見られてうれしい」など雑談に花が咲きました。
 このエンゼル広場では初めて約200個のランタンがつるされ、夕刻とともにともしびが灯ると幻想的な雰囲気を醸し出していました。

一流の舞踏団

   しかし、何といっても魅力的なのは、中国各地からの一流の舞踊団、音楽、歌唱、雑技(サーカス)などです。
 四川省からの変面、江蘇省、南京の舞踊団。水色の薄い服をまとって20人余りの美女が舞台いっぱいに魚のように身をくねらせながらの踊りは優雅な踊りでした。また国内の中国人も多く舞台に上がりました。場内を着飾って中国のどらの音に合わせ練り歩く様も一段と興を盛り上げていました。武術、カンフーなど勇壮で演舞者の運動能力の高さに驚かされます。
 この春節祭の主催は、愛知華僑総会、中部華人企業家協会など30の中国人団体からなる実行委員会ですが、駐名古屋総領事館が共催です。後援、協力には愛知県をはじめ三重、岐阜など東海地区の各県、それに名古屋商工会議所、中日新聞社など日中友好にかかわっているところです。
 蛇足ですが、河村名古屋市長は南京虐殺否定発言のため招待されません。
 開会式のあと、近くのホテルで行われた祝賀会には、多数の団体とともに県連から鳥居達生会長と森谷光夫副会長が招待され、参加しました。

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