− 県連・支部だより
右翼政治家の言動を憂慮
今年は中日国交正常化40周年、小生も大学卒業して日本語を使って日本に関する旅行業に従事して30周年、どちらも記念すべき節目の年です。
けれども、日本の無知無責任な右翼政治家(河村たかし名古屋市長、石原慎太郎・前東京都知事、野田佳彦首相)の言動で、両国関係(依存し合い、切っても切れない)は、40年来もっとも困難な冷たい状況に陥ってしまい、両国民衆(同種=同じ黄色い肌のアジア人、同文=同じ漢字を使う兄弟)お互いの不信(嫌悪)感もこの40年間になかったほどになってしまいました。
小生のような職業にたずさわる人間にとっては大きな打撃であることは言うまでもありません。
それより、今日まで、万単位の日本人を接待し、案内しました。その内、皆様方のような良心、良識のある日本人や、いろんな民主運動にたずさわっている日本の民主団体の方々に学んだことが多くて、惚れてしまい、知らずしらずに中日民間人の“草の根”友好交流の架け橋になりました。
数十回の訪日で、47の都道府県のうち新潟、山形、秋田、岩手を除いて全部行って来ました。日本語の表現の美しさ、美味しいお刺身はじめ和食や、素晴らしい温泉などなど、日本は大好きです。沢山の仲の良い(腹を割って話ができる)日本の友人を持っています。が、心が痛くて堪りません。いずれにしても、このまま或いはこれ以上悪化してはいけません。両国の間に、不再戦・平和、あらゆる分野の友好交流の道を作らなければなりません。
現在の日本は、あの石原慎太郎、河村たかし、橋下徹らは、徹底的に合流したことで、右翼の勢力がかなり強くなったこと、安倍晋三元首相が率いる自民党は、憲法改悪と軍事力のいっそうの強化、集団的自衛権の行使を叫んでアメリカに追随しようという事実を大変憂慮します。当然、民主運動の皆様にとって油断してはならない情勢になっています。
日本を二度と戦争の惨禍に引き込まないように皆さまのご奮闘を切に期待してやみません。そのため、皆様に声援を送り、皆様と知恵、力を合わせて真の中日友好のために頑張っていきたいと思っています。
南京旅行社 湯 啓福