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県連・支部だより

第1回理事会を開く

日中愛知県連の第32期第1回理事会が13日、名古屋で開かれ18人が出席。11月10日に開催する「日中国交正常化40周年の講演と映画の集い」や来秋の北京風雷京劇団公演など当面の諸課題について活発に論議しました。

 初めに石川賢作会長があいさつし、「南京事件否定の河村発言にたいする機敏な抗議活動とともに、南京市との交流に踏み出し、大府での中国人強制連行・強制労働の被害者の訴えの新たな取り組みなど、県連は積極的に奮闘してきた」とこの間の前進と問題点について感想を交えて話しました。

 強制連行・強制労働の被害者の訴えについて冨田好弘理事長が現状といっそうの前進を図る展望を語り、「被連行者を使役した岩田地崎建設(旧地崎組)にたいし犠牲者への謝罪と補償を申し入れたが、提訴書を書いた5人の生存者の正当な要求をかちとるためには広く県民に知らせ、世論にしていく粘り強い活動が必要であり、県連あげての強力なとりくみが求められている」と述べました。

 支部活動と県連の関係について緑、豊田、尾北(準備)の各支部から報告と支部の交流を計画してほしいなどの要望も出され、具体化する方向を確認しました。また、青年部の確立をめざすとりくみでは、全国交流会に参加した2人を中心にし定期的に集まれるようにすること、11月に平和公園で紅葉狩りを計画し成功させる重要性を話し合いました。

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