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第24回愛知サマーセミナー2012開く

主催:愛知私教連、私学を良くする父母懇、高校生フェスティバル実行委など

 「愛知サマーセミナー2012」が14〜16日、愛知東邦大学・高校で開催され、日中県連から石川賢作会長が特別講師に、冨田好弘理事長が講師として招かれ、それぞれ講義を行いました。

愛知県私立学校教職員組合連合(愛知私教連)、愛知県高校生フェスティバル実行委、私学をよくする父母懇などで構成する同実行委員会が主催したもので、ことしで第24回でした。

硬軟とりまぜた1500余もの多彩なテーマ・教室の中で、両氏が受け持ったのは「メモリアル企画」の中の「日中国交回復40年」というタイトルの3つのうちの2つ。

大学のA棟A203教室の3限(13:10〜14:30)で行われた石川会長の講義は「日中国交回復40周年をふり返って」の演題で、21人が受講。石川氏は、「40年前まで日中両国の国交がなかったのはなぜか」と戦後史を探り、「超党派の『日中国交回復3000万署名』運動で世論が高まったことが決定的な力になった」と、その経緯を生きいきと話しました。

 冨田理事長は、高校の本館2G教室の4限(14:50〜16:10)で24人の参加者に「戦時中の愛知における中国人の強制連行問題」について話をしました。教室には高校生の姿も見られ、初めて聞く「強制連行」の話に驚いた様子。冨田氏は、「きょうは若いみなさんも参加していただき、たいへん心強く感動しています」と胸中を語りました。

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