− 県連・支部だより
明けましておめでとうございます
私ども日中友好協会愛知県連合会は、昨年、日常的な草の根の友好交流活動の上に、「戦争展」の成功、引き揚げ少年「漫画展」の成功から発展した中国東北地方の旅行、大府における中国人強制連行殉難者の第3回追悼式典や調査活動、県連初の韓国旅行、県外の人たちも参加する北京第二外国語学院への短期留学など、大きな新しい運動にも取り組んできました。
全体の運動の中で、一進一退しながらも会員・準会員37名純増という成果を勝ち取り、在日中国人や留学生との交流も広がりました。皆さんの努力の成果です。
他方、支部結成の取り組みが立ち遅れています。「愛知県連」というのは、本来、県内の支部の連合会の意味です。この面では、新年には大いに努力しなければなりません。
今年は日中国交回復40周年に当たります。今日のアジア情勢の中での日中関係について学びながら、大きな展望と確信を持って運動をすすめましょう。
日中友好協会愛知県連合会
会長 石川 賢作
二〇一二年 元旦
昨年秋の私たちの中国旅行の眼目は「殷墟」探訪でした。色紙の文字は「龍」の金文です。この書体は甲骨文字のあと殷代に非常に発達した青銅器に鋳込まれた文字です。(この後に今印章に使う篆書が秦代に統一されます。)落款は今年の干支・壬辰(みずのえたつ)春の日、靄山(作者の雅号)です。
木俣 博