− 県連・支部だより
第1回全国理事会・東京で開催
福岡の仲間づくりに学ぶ
協会の第1回全国理事会が11月19、20の両日、東京で開催されました。この半年間の活動をまとめ、来年の6月に予定される第61回大会までの活動の重点をどこに置くかを議論し決定する目的を持っての会議です。
理事会は、議長に杵淵弘理事(愛知県連事務局次長)らを専任して進行しました。日中友好運動をめぐる情勢、国民の対中感情の悪化、侵略戦争を正当化する動きなどで熱く論議。また、仲間づくりや不再戦の草の根交流などで意見が集中しました。
このなかで、冨田理事(県連理事長)が、中国人強制連行問題の愛知での経験から全国的な連携と対策の重要性をのべ、国と企業の責任を追及する取り組みで協会の積極的役割を要望しました。
「漫画展」の発展として、参観者、引き揚げ者と「満州・思い出の旅」を企画・実施した経験を紹介し、全国的にも展開されている漫画展をいっそう発展させようと提起。
森谷光夫理事(県連副会長)は、緑支部の3年余の歩みを語りながら役員会の定期化が大事だったと教訓をあげ、「いまこそ日中友好のそれぞれの思いをしっかり語って仲間を増やそう」と呼びかけました。
仲間づくりの重点を支部づくりにすえて進めている福岡県連では、支部を各地につくり、県連青年部を再建し、支部に青年部をと取り組んでいる。その経験に励まされました。
しかし、第59回大会時からほとんどの県連・支部が後退するなかで、愛知県連が実増率ではトップで全国的に注目されました。
全国理事会の県連からの参加者は、来年の第32回県連大会までの目標「700人の会員・準会員」めざす決意を新たに帰りました。