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県連・支部だより

愛知県連大会に参加して

 7月9日に愛知民主会館で行われた、第31回日中友好協会愛知県連大会に参加させて頂き、とても貴重な経験になりました。

そして、民間団体の組織に関して、より理解ができ、日中友好協会会員の方々が日中友好のため、日々頑張っておられることに対して、再び感動を覚えました。私の認識では、戦争は当時の指導者により発生することであり、戦後処理は戦勝国によるのである。このような過程の中において、国籍関係なく民間人は受け身であり、被害者でもある。

しかし、1980年代初頭以降、日本の歴史教科書修正問題にみられる、南京事件・731部隊・強制連行などをめぐる日中間の深刻な対立は、政府間だけでなく、市民間の問題としても顕在化している。これからは、県連内にとどまらず、中国の民間団体との対話が求められ、中国国内においてアピールすることも大切だと考える。

例えば、県連が長期的に取り込んでいる大府飛行場強制連行問題がその具体例である。国境を越えた歴史の共有を実現するために、過去の事実を究明し、それを踏まえた歴史認識の対話ができる、「記憶の場」を作って、歴史を語ることから日中歴史和解に向かうことが始まる。

最後に、戦争を体験したことがない我々が、「戦後責任」をしっかり受け止めることが如何に重要であるかを知り、歴史を記憶し、後世に伝えていくことこそ、日中不再戦、そして平和に寄与すると考えます。

2011.7.23  沙 シン

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