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☆わたしと中国☆


 若い時から、自分の事を「日本人か中国人か」考えてしまう時がしばしばあった。ものの感じ方や考え方が、どうも日本人でないなあ、違和感があるなあと思うのである。それは、あまりにも長く中国関係に触れてきたためかもしれないとも思うのだが…。

 自分と中国との自覚的触れ合いは、高校時代だろう。友人から、「父親の中国人殺害(したのか見たのか曖昧だが)の話」を聞いたのが、初めであったように思う。それからしばらく中国人の首を杭に刺したという像が、頭から離れなかった。

 その後、「中国、中国」と中国の名のつくものは何でも手当たりしだいに読んだ。家に本の1冊もない田舎の高校生にとって、図書館にある「三国志演義」や「水滸伝」は、格好の読み物だった。その後の進路も中国一辺倒。中国語のある大学を受け、「日中国交回復」を叫び続け、日中友好協会文京支部に入り浸り、帰国日本人の後をくっついて回った。やっと国交回復した時は、「文化大革命」中、行くに行かれず。何やかやと25年も経って、私の自由往来が今実現してる。あの喧嘩しているような中国語の声調が耳に心地よい。参議院選挙が終わったら行くのだ、中国へ。



                                 本村 かすみ

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