− 県連・支部だより
【10.01.15】加藤紘一氏に関する記事について
加藤紘一氏に関する記事について
昨年12月7日付『中日新聞』の「移植仲介業者依頼の研修・加藤紘一氏が口利き」という記事のはじめに、「日中友好協会会長を務める加藤紘一・元自民党幹事長」と書かれておりました。この点について説明しておきます。
加藤氏らの「日中友好協会」というのは、もともと、1966年に中国の文化大革命に関わって、国際友好運動の自主性の問題についての意見の違いを理由に、わが協会本部から飛び出して行ったグループで、当時は「日中友好協会(正統)」と名乗っていました。その後、内部分裂して争いましたが、やがて手を組み、「社団法人・日中友好協会」〔または(社)日中友好協会〕と名乗っています。最近では(社)の文字もはずすことが多いようです。
わが協会との違いは、例えば、「田母神論文」についても全く触れることなく、歴史認識に基づく不再戦運動のような柱はもっていません。分かりやすい区別は、地域名が頭に付くのは社団の日中で、私たちのほうは日中友好協会愛知県連合会のように地域名が後につきます。
愛知県連会長 石川賢作