− 県連・支部だより
日中友好運動の新しいはってのために
会員拡大を呼びかけます! 愛知県連副会長 大橋満男
日中友好新聞が連載している「日中友好運動半世紀の回想」(橋爪利次氏・日中和歌山県連会長)も33回目(4月25日号)を重ね“中国文化大革命”の前夜という、わが協会が経験したことのない重大な情勢を迎えて物語も佳境に入り毎号の日中友好新聞が楽しみでならない。
かって、「国民みんなで日中友好」というスローガンを掲げ、日中友好協会が日中国交回復を始め日中関係の正常化をめざし粘り強い国民運動を展開した結果、今日のような日中関係を築いたわが協会の活動に誇りと自信を深めてもよいのではないのかと思っている。
日中関係の正常化から35年が経過したとはいえ、田母神元航空幕僚長の発言に象徴される「日本の戦争は自衛であり侵略戦争でない」という世論を広めるための活発な活動が最近目立つようになった。
事実、3月に開催した「名古屋と南京の友好都市30周年を記念する市民文化交流」に右翼勢力の執拗な妨害活動が行われ、催しに賛同する個人に脅迫めいた抗議文を送りつけ、また、名古屋市に後援を取り消せるというかってない行動に出るなど、軽視できない情勢となっている。
こうした勢力の活動を許さない日中友好運動を展開するためにも協会を大きくしていかなければと思うのである。
来年の協会創立60周年を記念して真の日中友好をめざしているわが協会の会員・準会員(友好新聞読者)への入会を広めていただくことを心から呼びかけます。