日中文化交流

中国の旅

中国東北地方 平和と友好の旅 ハルビン・長春・瀋陽7日間

画期的な平和と友好の中国東北旅行

  戦後70年を超え、日中国交正常化45周年前年の年に、県連では5月18日から7日間、稲沢支部と共催で「中国東北地方(旧満州)平和と友好の旅」を行いました。
 今回の旅は、かつて帝国日本がアジア侵略の拠点とした中国東北三省を巡り、歴史の舞台を直接見て重い戦争の歴史に向き合う旅でした。21日の長春の大学生との交流は、参加者に元気を与えてくれました。参加者は33人でした。

絶好の企画に応募者多数

   日中を取り巻く情勢悪化の中で、日本からの中国旅行が激減しています。ところが今回企画には募集人員25名がすぐに埋まり、キャンセル待ちとなったため、急きょ募集枠を10名増やす状態でした。
 その要因には、愛知県連事務局次長の家田修さんが、長春での日本語教師のかたわら、東北各地に残る日本統治時代の建築物を丹念に探訪・調査し、侵略の痕跡を通して平和の大切さを長春の学生にも教えてきたこと、それをふまえて計画されたことが大きいと思います。
 同行の愛知県連会長の石川賢作さんは、全行程をご一緒はできませんでしたが、旅行中も「偽満皇宮博物院」で協力者として活躍し、長年にわたる活動が評価されて、院長から 〝名誉研究館員〟の称号が贈られました。一行も立ち合い、歓待を受けました。
 また、日中友好新聞の読者でもある通しガイドの湯啓福さんは東北地方が故郷で、詳しい説明が得られたことも幸いでした。
 これから数回にわたって、今回の旅のハイライトを、ほぼページ左下の行程表の順に特集したいと思います。
 乗り継ぎの上海からの機上から広大な国土を見ていると、それを奪おうとした帝国日本の官僚や軍部の愚かさを肌で感じました

ハルビンでは、帝政ロシア時代の風情を味わい731部隊の跡を検証

   ハルビンには1日がかりで到着し、崑崙ホテルに連泊しました。
 19日木曜日、ハルビンの朝は早く、4時にはもう街が動き出しています。ホテルはハルビン駅の前ですからプラットホームのアナウンスやらの喧噪です。朝食前にハルビンの「大和ホテル」跡を探しに出かけました。
 最初に「731細菌部隊陳列館(中国名:侵華日軍七三一部隊罪証陳列館=左上写真)」を訪問し、献花しました。昨年の戦勝70年を機に質量共に充実しました。右の写真のように、以前は二本の煙突と塀の一部のみが見られましたが、掘り下げて手前に給水施設の礎石もはっきり見えてきました。発掘は現在も進行中でした。
 左3枚の写真で、上は「反人類暴行」の文    字が6カ国語で書かれています。また右下の写真から東京の司令部も含め天皇を頂点とする参謀本部の下に進駐5軍が、下左の写真から関東軍下に防疫給水・731部隊・100部隊が細菌戦遂行のために密接に組織されていたことが読み取れます。
 あまりにむごい展示の数々を見て胸痛み心重く、正直疲れました。
 日本語の音声ガイドはありましたが、日本からの来訪者に見せるため、日本語表記が必要では、との声が参加者からありました。
        次号につづく
                   (文責:木俣博)

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