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きりえ

第59回愛知きりえ展開催

第59回愛知きりえ展

   10月14日〜18日、名古屋市博物館で「第39回愛知きりえ展」が開かれ21人が52点を出品・展示しました。5日間で約900人が訪れました。来年の40回展にむけ画集の発行を予定しています。        桜井久美子
 同時に展示された「第49回全国きりえコンクール」の作品15点の入賞者に賞状を渡す役をうけました。数年同じことをしているのですが、賞状と記念のボールペン1本を渡すだけでは、何かさびしい、と考えて赤い紙=戦前は「赤紙」といえば「召集令状」のことで、戦争に狩り出すものでしたが、今は縁起の良い「赤い紙」です。中国ではとりわけ赤が喜ばれます。そこで、木俣常任理事(書家)につぎの5文字・2行を書いていただき、入賞者に手渡しました。「千里送鵞毛 礼軽情意重」…遠いところから鳥の羽のようなものを送ります。御礼の品物は軽いものですが、贈る人の気持ちは重く深いとの意味です。 
 みんな珍しそうに手にして喜んでいただきました。            石川賢作

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