− 中国の旅
南京記念館・世界遺産の黄山・杭州の旅
日中友好と参加者の友好を深めて
日中友好南京・黄山・杭州の旅も3日目。私たちツァー客24人は、南京から世界遺産黄山へ向かって、朝8時に元気一杯出発。黄山までは4時間以上のバスの旅。この時間を利用して現地ガイドの湯(タン)さんが「たっぷり時間がありますから自己紹介をしましょう」と提案。
日中友好の旅に初めて参加した私は、自己紹介をするには、少し遅すぎるのでは(3日目では)、と思いつつみんなの自己紹介を聞いていた。何とこの自己紹介、参加した皆様の人生経験の豊かさや人柄がたっぷり満ち溢れていた。抱腹絶倒で最後の方が話終わる頃には黄山の麓のレストランに到着しました。自己紹介をこの時までしなかった湯さんの配慮に感心しました。思い切り自分について話す事が出来るのも日中友好の旅の醍醐味だと思いました。
絶景を堪能する
ガイドの黄(こう)さんに案内され、ロープウエイにて黄山山頂に登りました。さあ、ここから、石畳み階段を3時間余りかけて頂上ホテルまで上り、1泊しました。黄山では柱状節理でできた岩山や、自然にできた美しい松の姿はさすが水墨画発祥の地だと、その絶景を堪能しました。
杭州では、西湖をゆっくり貸切遊覧船で周遊し、唐や南宋・明の時代に思いをめぐらせながら、枝垂れ柳や桃の花満開の春爛漫の西湖を散策しました。
南京虐殺記念館を見学して痛切に感じたのは、、日本人は原爆などの戦争被害の面だけでなく、中国などアジアに対する加害の事実を直視しなければならないということです。
町に活気が満ちる
また、黄山、杭州の見学では、中国の若い人達が沢山この町に旅行に来ていて町に活気が満ち溢れていたこと。町がとてもきれいで、ゴミがひとつも落ちていないことが印象的でした。素晴らしいガイドの湯さんと自由に話の出来る仲間の5泊6日の旅、また一緒に出かけましょう。日中友好に集う多くの皆さん、この次はぜひ一緒に出かけましょう。 松浦 均