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【09.12.15】第2回大府慰霊祭、来年9月18日に決まる!

12月2日、第2回大府飛行場中国人殉難者慰霊祭実行委員会を開きました。  実行委員会 事務局次長・伊藤充久

   12月2日、第2回大府飛行場中国人殉難者慰霊祭実行委員会を開きました。日中愛知県連・現地委員会などから14名が参加し、第1回慰霊祭の総括と今後の課題について、話し合いました。

慰霊祭の反響広がる
 石川県連会長は挨拶で、丁・愛知華僑総会会長から感謝の意の表明があったこと、駐名古屋総領事館の池・領事が中国訪問調査で協力する旨の話があったことを報告しました。慰霊祭現地事務局の木下大三郎さんは、民医連の学術交流集会で35名の若者に大府問題の講演を行いました。朝日、中日など4紙が、慰霊祭を報道するなど、この取り組みが、愛知でほとんど知られていなかったこの史実を、県民に知らせるきっかけになったことを確認しました。

11月に、慰霊祭会場の玄猷寺にお礼に伺い、「来年も慰霊祭を】と依頼し、と快諾していただきました。お庫裏さんは、「死者の魂がよみがえって、多くの皆さんを呼び集めた」、領事の「日本国民も戦争の犠牲者だ」との発言に心を打たれたとお話しされました。来年9月18日(土)午後、第2回慰霊祭を開催することを決定しました

調査活動の推進
 実行委員の南守夫さんから、「大府での強制労働の実態と犠牲者の死亡の状況などが、充分明らかになっていない。地元の方たちが子供のころ見聞きしたことを、さらに調べる必要がある。強制連行された中国人生存者から大府であった事実を聞き取ることが大切だ。」との発言がありました。代表委員の池田陸介さんからは、「さらに現地調査を進めたい。」との発言がありました。
 
中国訪問調査団派遣
 中国河北大学の強制連行研究者の劉宝辰教授から、大府で強制労働させられた生存者が、湖北省と河北省にそれぞれ2名ずついることが分かったとの連絡がありました。実行委員会では、来年3月上旬に、5泊6日位で訪問調査団を派遣することを決定しました。詳細はできるだけ早く県連ニュースで発表しますが、参加を希望する方は県連まで連絡してください。

記念碑検討委員会など
 記念碑の建設に向けて、場所、碑文などを委員会で検討する事にしました。また、大府で中国人を働かせた「地崎組」が、現「岩田地崎建設」であること、その支社が名古屋にあることが、新たに分かりました。

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