− 県連・支部だより
2017年新春のつどい
70人の参加で大盛会
2月19日(日)愛知民主会館で県連の新春の集いを開き、会場に溢れんばかりの約70人の参加で盛り上がりました。
石川賢作会長あいさつ
開会のあいさつに立った石川賢作会長は、安倍政治に対し野党共闘の前進の表れとして、サンデー毎日誌上での志位和夫共産党委員長と小沢一郎自由党代表との対談を紹介し、悪政に統一してたたかう必要性を述べました。
趙紅霞領事あいさつ
中国駐名古屋総領事館の趙紅霞領事は、1月の名古屋春節祭での過去最高の13万8千人の参加にふれ、日中の共存共栄への願いを強調しました。
日本共産党すやま初美さんあいさつ
日本共産党愛知県委員会を代表してあいさつしたすやま初美さんは、最近の中国の核政策などにも言及しながら日中の友好の大切さを強調しました。
榑松佐一愛労連議長あいさつ
榑松佐一愛労連議長は最近の在留外国人労働者の低賃金(時給200〜400円)を告発しました。=2面に関連記事。
高橋信悪魔の飽食愛知公演実行委員会事務局長あいさつ
悪魔の飽食愛知公演実行委員会事務局長の高橋信さんは、この音楽会の意義を訴え、成功をよびかけました。
極上の文化交流に陶酔
日中友好こそが戦争を防ぐ妙策という鳥居達生副会長の音頭で乾杯。
井上和子さん民穂さん親子が司会を担当、会場の一角で姜力(ジャンリ―)さんが、中国茶の接待をしました。
第二部の日中文化交流は、浜盛重則さんの三線(さんしん)と宮野ほたるさんの鉦(かね)の伴奏による「安里屋ユンタ」などの沖縄民踊で始まりました。
鍬やかまを持った沖縄農民の踊り「マミドーマ」は、自然とともに平和に暮らす沖縄の伝統的生活がしのばれるものでした。
中国琵琶の名手、ティンティンさんが500年前の宋時代の衣装をまとい宝物の中国琵琶(裏は螺鈿の模様)を持って現れました。それだけで見とれるほどに美しい。「今日は他のコンサートを断ってきました。先の沖縄民謡とは対照的に静かですが、指の動きを見てほしい」と自作の「長安への道」を情感豊かに演奏。2曲目の「天の鳥」は日本人にもなじみ深い蘇州夜曲がアレンジされ、緩急と強弱の妙なる「天山の春」を弾き終わると満場の喝采が。まじかで見る鮮やかな指さばきは大きなコンサートホールでは見られないものでした。
歌やスピーチ
スピーチの部では「名大の院生に合格しました」と二千年前の漢服姿の王家元さんが中国民謡を披露。
豊田市の華豊の友の任利民会長は、「日本はかつての中国の文化を丁寧に残している。その素晴らしい文化を求めて中国から観光に来る。日本が残してきた古い中国文化を中国に向け再発信したい」と発言。IT関係の若い経営者Rさん。中国語を勉強しトルコ旅行を中国語、日本語で併記した本を出版したSさんなどが発言しました。=次号以降に紹介予定
「北国の春」と「沖縄を返せ」
最後に浜盛重則さんの三線の伴奏で全員で、北国の春と沖縄を返せを合唱しました。濱盛さんは「いま沖縄は大事なとき、皆さんから元気をもらっています。たのみます」と一言。
富田好弘理事長が感謝の言葉を述べて終わりました。