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留学生と語る会

  昨年11月9日、豊田支部では「中国人留学生と語る会―ランチタイム交流会」を開きました。豊田市内に学んでいる留学生、研修生と、日本での生活や感じていること、気になっていること等、よもやま話を含めて気軽に語り合い、ランチをともにしての交流です。
 当日は、留学生2人、研修生2人、青年1人と先生の6人の中国人と13人の日中会員で、合わせて19人の参加でした。
 自己紹介でスタート。日中会員は中国との関わりに触れながらの紹介で、中国の人は出身地やふるさと自慢のPRを交えての紹介です。北京以外の地方は地図で示しながら話してくれました。その後は、和風のお弁当を食べながら、気ままに話し合いました。
 中国の青年たちが日本のアニメに興味をもち、それから日本を意識するようになったという話をよく聞きますが、まさしく豊田の中国の青年もそうでした。アンパンマン、ドラえもん、ちびまるこちゃんを好んでいました。日本の生活には、よく馴染んでいるようです。すし、天ぷら、なま物、納豆等食べるのは、まったく問題ないとのことです。
 彼らから指摘された日本のおかしなことで気になったのは、 夜おそい時間にも関わらず中学生や小学生がコンビニなどにいること。確かに、ちょっと考えさせられる情景ではあります。
 日中会員から祖父母に戦争の被害者がいますかという問いに、一人の青年の親戚のおじいさんが脚に傷を負っていると答えてくれました。また、日中会員の一人が終戦時に国民学校2年生で満州の北部にいて、敗戦の混乱のなかで母親と兄弟を近所の中国人がかくまってくれて、無事に生き長らえることができましたと感謝の意を述べました。
 このような「留学生と語る会」は豊田支部では初めてで、反省すべき点も多々あったと思いますが、日中交流の小さな実績にはなったのではないでしょうか。

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