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武漢TV「感受日本」第5回上映会

公共交通のあり方や「河村発言」で論議

 中国・武漢テレビが放映中のドキュメンタリーシリーズ「感受日本」の第5回DVD上映会が3月16日、名古屋国際センターで開かれ、三十数人が集まりました。

 最初に、武漢テレビの訪日取材をサポートした欧陽さんが「日本の皆様の大きなご支援・ご協力により武漢テレビの取材は無事終了し、昨年5月から武漢での放映が始まり、今年の4月まで約30話(1回10分)、一年間放映する番組となりました。これまで4回の上映会を行いましたが、きょうは第5回になります」とあいさつ。  

 今回は、名古屋市の公共交通システムを取り上げ、高度経済成長期の交通渋滞の解決策および同市における公共交通の現状を伝えた「交通篇」と、日本人が伝統文化と伝統産業を伝承・保存している実例として、 犬山城下町の再生、犬山祭・有松絞りの伝統の継承など「伝統文化篇」の各2話で、いつものように日本語の逐次通訳付きですすめられました。

 観賞後、参加者の交流と番組についての質疑応答に移り、自己紹介で初参加の人が多いことが特徴的でした。討論では、番組に登場したバスの運転手など現場の男性も交えて活発な意見交換の場となり、同時通訳に新たに若い人が挑戦してくれたことに感謝の拍手が送られました。

 司会の萩原喜之さん(地域の未来・志援センター理事長)の求めで冨田好弘・日中県連理事長が発言し、「『南京大虐殺はなかった』と暴言をはいた河村たかし名古屋市長を日中友好を望むすべての人の怒りの輪で包囲していこう」と訴えました。

 なお、次回は最終の第6回で、日中県連の石川賢作会長がインタビューを受けた場面や今回の県連の武漢旅行も入った民間交流のテーマになります。

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