− 県連・支部だより
第6回名古屋中国春節祭 最大の祭典に
県連は名古屋中国語学院と共同出店
中国伝統の旧正月(ことし2012年は1月23日)を祝う「第6回名古屋中国春節祭」が1月13日〜15日、中国春節祭実行委員会の主催、中国駐名古屋総領事館の共催で栄の久屋広場を会場に開かれ、3日間で11万人以上(同実行委発表)の在名中国人、市民が参加しました。
春節祭は東アジア共通の重要な祭事で、中国では国慶節とともに最も重要なイベントです。
同実行委員会は、愛知華僑総会、中部日本華人企業家協会など在名の中国人14団体で構成されているもの。快晴に恵まれた初日の13日は午前11時からステージで「吹奏楽&女子音楽チーム&龍獅舞」で華やかに開幕しました。
重慶文化芸術団
今回は、「中日国交正常化40周年」を記念して重慶文化芸術ウィーク公演がプログラムの目玉に。同芸術団傘下の重慶女子舞踊団、重慶川劇(せんげき)団、重慶雑技団などが特別出演し、毎日3回にわたって多彩ですばらしい演技を披露して観衆の「好(ハォ)!」の掛け声と盛んな拍手を呼びました。
日中愛知県連では、今年も名古屋中国語学院(平井勝利・学院長)と共同で1ブースを出し(ステージ下手から4つ目の好位置)、石川賢作・会長を先頭に役員が交代で詰めて日中友好新聞や旅行案内のチラシなどを参加者に手渡し、県連の活動をPR。また、焼き栗やブックレット「日中友好運動のあゆみ」など出版物を販売しました。
ストーブ囲んで
「学院&県連」ブースは連日、訪ねてくる学院の中国人講師や卒業生、県連の会員・読者らの出入りが引きも切らず、ストーブを囲んでの茶飲み話に終始アットホームな雰囲気に包まれました。
ことに、平井学院長が例年とたがわず3日間、朝から夕刻までどっかと構え、来客を温かく歓迎。学院では日に3回、解答できた人にバッジなどの賞品を進呈するクイズが人気に。また、『感受日本―わかりあえるか中国人と日本人』の著者欧陽蔚怡(オウヤン ウェイイー)さんもサインセールに精を出し、都合14冊を普及。学院の受講を10人近くが申し込み、日中の準会員が1人増えました。
春節の味と香り
今回、広場には47のブースが設けられ、各種の中華料理から物産・雑貨、観光旅行案内など“身近な中国”の模擬店街は春節の味と香りに浸る人びとでごった返しました。
なお、開幕当日の正午から国際ホテルで開かれた総領事館の祝宴に県連から石川会長と冨田好弘理事長が招待され、参加しました。