− 県連・支部だより
豊田で日中お花見交流会
武漢テレビに故郷へメッセージ託す
4月3日、豊田支部では恒例の日中お花見交流会を開きました。田園の中の600メートル続く桜並木の中にある広場で、この時季に日中の交流をすすめる日本式のお花見です。シートを敷き机をならべ、簡単な料理をいただき、お酒も飲みながらの交流です。
桜は3〜4分咲き、曇天で花冷えを思わせる少し寒い日でしたが、たくさんの人に集まってもらいました。(日本人44人、中国人20人、中国研修生10人、子ども4人)まず初めは、先の東日本大震災で亡くなられた方々の冥福を祈念しての黙祷をしました。
開会のあいさつの後は、乾杯をして楽しい会食です。参加者が持ち込んでくれた中国の家庭料理、猪肉の燻製、酒・焼酎・ワインも加わり盛りだくさんです。宴もたけなわの頃、春の歌を皆で歌い、同好会の方による太極拳の演舞が披露されました。また、子供たちには、竹製の手作り風車、大人にはお箸セットのプレゼントがありました。
今回の交流は、中国の武漢テレビが取材しました。これは、日中の草の根の交流を武漢テレビが中国に紹介するための取材です。参加されていた中国の人はちょっと恥ずかしそうにテレビカメラに向かっていました。テレビを通じて故郷にメッセージを託していたようです。私たちの豊田での日中友好の活動がはるか武漢の地で紹介されるのは、とても嬉しいことです。
<2011.4.25>