− 県連・支部だより
【10.1.1】2010年 新年のご挨拶
2010年新年のご挨拶
━━協会創立60周年を記念して強力な愛知県連を━━
愛知県連会長 石川賢作
明けましておめでとうございます
本年はわが日中友好協会にとっては創立60周年という大きな節目の年に当たります。この間、さまざまな嵐を乗り越えてきましたが、昨年1年を振り返れば、3月の南京事件写真展示、5月の緑支部結成、8月の戦争展、9月の大府飛行場における中国人強制連行・強制労働の犠牲者追悼会、12月の南京事件記念の催しなど、大きな取り組みを行って成果をあげ、会員・準会員も増加しました。
しかし、一方では、田母神論文や河村・名古屋市長の南京事件否定に見られるように、根強い歴史歪曲の動きがあり、私たち日中友好協会が目指す日中不再戦・平和の活動は多くの問題に立ち向かわなければなりません。
特に今年は、NHKによる「坂の上の雲」をめぐって、多くの歴史研究者のかたがたとともに、明治以来の歴史をゆがめる流れと厳しく向かいあわねばなりません。
こうした活動は幅広い日常活動を通じてのみ展開してゆくことができると考えます。
現在愛知県連は500余名の会員を全国大会までに600名を目指し、強力な組織作りを提起しています。私たちの目指す道をより多くの人々と共に進むために、全会員・読者の皆さまが仲間を増やす中で60周年を実りある年に出来るよう心から訴えるものです。