− 県連・支部だより
名古屋・南京文化交流企画ーその4
文化交流企画に参加して
常任理事 桜井 久美子
28日ホール企画のパネルディスカッションで。安齋氏の「日本に九条の会が8000できたといっても、一つの「会」に1000人会員がいたとして800万人、住民投票したら負けます。」にはまだまだ反戦勢力は小さいのだと衝撃的な実感。
南・愛教大教授の「国は継続しているから、加害責任は負う。しかし、今生きている殆んどの人は、自らが手を下したわけでないので、過去を知り、そのうえで自分が過ちを起こさないために、何をしていくのかという責任がある。」という発言に共感しました。
29日、二胡の懐かしい思いのする音色、堀田さち子さんの柔らかなトークと歌に癒されました。
南京虐殺記念館の写真の中から、出所の明確な写真を厳選し、また、日本語に訳すという骨の折れる仕事にご尽力下された南(愛教大教授)・石川(県連会長)両氏をはじめ皆さんに心から敬意を表します。
どの国の人も、一人ひとりは仲良くしたいと思っています。こうした市民レベルの友好企画をこれからもどんどんやっていくことが、国境を越えて理解しあえる道だと思いました。