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県連・支部だより

【08.07.31】「大府飛行場跡」の現地調査

支部結成や慰霊祭が見えてきた

  猛暑の7月20日、愛知の中国人強制連行遺跡、「大府飛行場」現地調査に、13名が参加しました。西秀成氏(県史編纂委員)の話、中国人殉難者を供養された「玄猷寺(げんにゅうじ)での、住職と壇家総代からの聞き取り、現地視察がありました。
 新たに判明したのは、(1)彼等が、厳寒期(1944年12月)から梅雨期(1945年6月)まで、ミカン山を切り開いた辺鄙な場所で(東海市富木島町冨田?)、480人が16張のテントに押し込まれて生活させられていたことです。(二)彼等は陸軍の指揮下で「飛行場整備工事」に従事したとありますが、実際は、爆撃目標地点で、最も危険な仕事をさせられていたのです。
 
 12月の名古屋大空襲で三菱航空機大江工場は壊滅。三菱知多工場が生産を引き継ぎ、大府飛行場から50数機が戦場へ送り出されました。米軍戦略爆撃団が偵察用に撮影した航空写真が米国公文書館に残っています。
 
 参加者13名の内わけは、現地関係者(東海市、大府市等)と県連役員・会員、「南京-上海・平和の旅」参加者でした。支部作り、慰霊祭の見通しが出てきました。
                            (副理事長・伊藤三朗)

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