− 県連・支部だより
【08.01.31】各務原で中国人強制連行殉難者慰霊祭
加害企業は遺骨を野ざらし、謝罪・補償もなし!
昨年11月24日、岐阜県各務原の薬王院で、中国人強制連行犠牲者の慰霊祭が行われました。愛知県連からは、伊籐副理事長と溝口常任理事が参列。日中義父県連片桐会長等各界代表30人が焼香し、冥福と世界平和を祈念しました。留学生の挨拶、二胡による鎮魂の合奏、各務原市長等の悼辞もありました。
敗戦直前のS20年、各務ヶ原の旧陸軍飛行場では、防空用掩体壕、誘導路建設が急がれ、。中国人強制連行者787名が急遽投入されます。鹿島組・熊谷組に、栄養失調のまま酷使され、26名が犠牲となりました。 加害企業は遺体を焼却したまま、山中に8年も放置しました。国民の力で李徳全女史(中国紅十字会会長)来日が実現、遺骨送還運動蛾始まりました。1953年(S58年)遺骨が発掘され、薬王寺に安置、天津港に送還されました。